クラシックギターに関する記事
50代、60代でギターを始めるとしたら
クラシックギターを90パーセントが挫折する理由と改善法
ずっと前から気づいていた「ギターで挫折する」理由を書きます。
・今、ギターでつまづいている方
・これからギターをはじめようかと迷っている方
・今、現役でギターの先生をしている方
ぜひ読んでいただきたい内容です。私はギター教室を開き、コンサートを三回、「アルハンブラ宮殿の思い出」、「魔的の主題による~」、そしてギターの先生を何人か変えながら、腰痛、腱鞘炎、ジストニアで苦しみ、今はギターを毎日楽しんでいます。
私はギターで挫折した人を何人も改善してきました。
90パーセントの人が挫折する理由
挫折する理由はいくつもありますが、スタートからして間違っています
クラシックギター、ガッドギター、フォークギター、アコーステックギターの違いが区別できません。サッカーボールとフットボールの違いがわからないで練習をしているようなものです。
問題は次です。
理由1「ちょうちよ」の「C」にあった!
「ちょうちょ」は子供向け、初心者向けとして使われます。「ちょうちょ」の基本コードは「C」と「G7」。
実はこの「C」コードは難しいのです。
何がむつかしいかというとは「音を重ねて弾く」。
↓下の楽譜
実は私もこの「ちょうちょ」がむつかしい曲だと気がついたのは、だいぶ後になってからです。自分のコンサートに「ソルの魔的の主題による変奏曲」「アルハンブラ宮殿の思い出」を演奏した私がです。
理由2 演奏スタイルが違う
「ちょうちよ」の「C」の演奏スタイルをみても、
・足を組む人、
・ピックを使う人
・弦をじゃらじゃらと弾く人、
・左の親指で6弦を抑える人。
・運指をバタつかせる人
・運指をバタつかせない人
私の教室の体験レッスンにくる人は全員がアコーステックギター、フォークギターでした。アコギもクラギもフォークも「ちょうちょ」を初心者のための曲だと思い込んでいます。
理由3 腱鞘炎、腰痛の問題
サウンドハウスのHPに「ギターをやる人が腰痛になりやすい」と図解で説明をしています。このブログで「ギターは左足で決まる」「ギターは凶器」と書きましたが、私はジストニアが発症してギターを離れました。
ギターで挫折する理由は支持具にも問題があります。
クラシックギターは左足で決まる! 足台は凶器。 - 限られた人生の時間をギターとどう過ごすか?
・ギターリフト。
思えば、足台は凶器だと気がつくのが遅かったかも・・・。そんな不安を追っ払ってくれたのがギターリフトです。
私を助けてくれたギターリフト
まとめ「ギターで挫折する理由」
①「ちょうちょ」のCは難しい
②演奏スタイルが「クラギ」も「アコギ」も自己流
④腱鞘炎や腰痛の問題
楽器の違いを徹底チェックする基本
挫折しているということは。ある程度、ギターが少し弾ける人だろうと思います。
弦の種類が違います。
- クラシックギターはナイロン弦
- ガッドギターはナイロン弦
- アコーステックギターはスチール弦
- フォークギターは鉄弦
アコギとクラギで使うものが違います。
アコギは
・弦
・ピック
・カポタスト
・スタンド
クラギは
・弦
・爪やすり
・チューナー
・足台&支持具
・譜面台
・椅子も重要なのです。
参考になるクラシックギターの練習法の動画を見つけました。
48歳からクラシックギターで「ちょうちょ」の練習
【48歳から365日 毎日クラシックギター 】2日目 「ちょうちょう」弾いてみるも... -
彼の演奏をみて、参考にしてほしいヒントがあります。
・ギターの抱え方
・左足(足台が見えませんが)
・右手がきれいに揃っている
・左指がバラバラに離れない
挫折しないで続けられる方法
私がギターで挫折したとき、どのようにして改善したか、ユーチューブの「48歳からクラシックギターで「ちょうちょ」にあります。この練習でギターで挫折した人はコツをつかみギターを楽しめるようになりました。以下の記事は本気の人だけにおすすめします。